2007年12月15日

PSoC 開発ツールCY3215-DK

PSoc 開発ツールCY3215-DK
本日は、PSoCの開発ツール:CY3215-DKをつないで見ました。

つながっている基板は、上記ツールに付属していたものです。

その基板にLED、ボリュームがついていたので下記のようなサンプルソフトを作成して確認しました。

1: ボリュームの値(アナログ)をA/Dコンバータで読込む。
2: 読込んだ値をインターバルタイマへ書き込む。
3: インタバールタイマの出力をLEDへつなぎ、点滅周期を変える。
4: A/Dコンバータで読込んだ値によって、3つのLEDを点滅させる。
   (レベルメータみたいな感じ)

PSoCデザイナでA/Dコンバータ、タイマ、アンプの内部配線をして、
ソースをアプリケーションエディタで下記のような感じで書きます。



#include     // part specific constants and macros
#include "PSoCAPI.h" // PSoC API definitions for all User Modules
#include "PWM8.h"  // include the Counter8 API header file

void main()
{
   int iAdcData;

   M8C_EnableGInt;            // Enable Global Interrupts
   ADCINC_Start(ADCINC_HIGHPOWER); // Apply power to the SC Block
   ADCINC_GetSamples(0);        // Have ADC run continuously
   PWM8_Start();
   PGA_Start(PGA_MEDPOWER);

   for(;;) {
    // Loop until value ready
    while(ADCINC_fIsDataAvailable() == 0);
    
    // Clear ADC flag and get data
    iAdcData=ADCINC_iClearFlagGetData();

    // Set ADC data to PWM8 parameter
    PWM8_WritePeriod(iAdcData);

    // LED On/Off control
    if (iAdcData > 0x40) {
      PRT2DR |= 0x02;
    }
    else {
     PRT2DR &= 0xFD;
    }
    if (iAdcData > 0x80) {
     PRT2DR |= 0x04;
    }
    else {
      PRT2DR &= 0xFB;
    }
    if (iAdcData > 0xC0) {
      PRT2DR |= 0x08;
    }
    else {
      PRT2DR &= 0xF7;
    }
   }
}



開発ツールCY3215-DKは、USB接続で自動的にOSに認識されますが
PSoCデザイナの「Tool」→「Option」で下記の設定が必要でした。
設定後、「Connect」ボタンを押してください。
PSoC CY3215-DK

後は、「Execute the Program」ボタンを押すとこんな感じで動きます。


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PSoCを使用して量産設計も行っています。(詳細は機密事項ですが)
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タグ :CY3215-DKPSoC

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