2014年05月26日

FT232RLを使用したCI-Vインターフェース

FT232RLを使用したCI-Vインターフェース

秋月電子が販売しているFT232RLが載った基板・AE-UM232R、および、FT232RLチップを使用して、ICOM用 CI-V +キーインターフェース (ロガーソフト・N1MM用)を作成しました。

AE-UM232Rは若干値段が高いですが、DIP基板のため制作が簡単です。


【機能】
N1MMインターフェースとしての機能は下記に限定しました。
 ・ICOM社リグ専用(IC-746で動作確認)
 ・キーインターフェースのみ
  (PTTはリグ側のブレークイン機能を使うため)

【AE-UM232R使用時の回路図】
FT232RLを使用したCI-Vインターフェース

AE-UM232R 基板の回路
FT232RLを使用したCI-Vインターフェース


【FT232RL使用時の回路図】
手元にFT232RLチップとSSOP-DIP変換基板があったので組上げてみました。
FT232RLを使用したCI-Vインターフェース

【完成基板】
変換基板上に他の部品も実装しました。
FT232RLを使用したCI-Vインターフェース

懐かしいフィルムケースに入れてみました。
FT232RLを使用したCI-Vインターフェース


【ドライバ】
FT232RL用ドライバは下記FTDIサイトよりダウンロードが必要です。
http://www.ftdichip.com/


【シリアルポート番号】
N1MMのシリアルポート設定範囲はCOM8までのようです。
シリアルポートのプロパティでポート番号が変更できます。

FT232RLを使用したCI-Vインターフェース





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この記事へのコメント
確認です。
この回路図で、DTRからの線がフォトカプラを経由してVCCに接続されていますが、DTRからフォトカプラを経由(極性は逆に)してGNDに接続するのが正しくありませんか?
Posted by 秋山健二 at 2017年07月19日 10:25
コメントありがとうございます。

記載された回路でのキーイング動作は確認しています。
また、他のサイトの回路でも負論理のようです。
http://jn2amd.html.xdomain.jp/usbrigcw11sch.jpg

もしかすると「FT232」の設定で論理を反転できるのかもしれませんが。
Posted by 宇都宮 at 2017年07月19日 13:44
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